無料のエアコンクリーニング 作業報告書のテンプレート(エクセル)

このページの要点

  • エアコンクリーニングの作業報告書は、どの台を・どんな状態から・何を使って洗い、試運転でどう確かめたかをお客様に渡す記録です。作業前後の写真と、汚れた水の写真があると伝わります。
  • 法令で決まった様式はありません。そのかわり、作業前に気づいた傷や不具合と、試運転の結果を書き、お客様に確かめてもらってサインをもらうと、作業のあとの「洗ったら調子が悪くなった」という行き違いを防げます。
  • 台ごとの欄・試運転の表・写真の一覧・作業完了の確認の欄をそろえたエクセルのテンプレート(記入例のシートつき・台数と次回のおすすめの日付は式で出る)とPDFを、無料で配っています。会員登録はいりません。

エアコンクリーニングを請け負う会社や個人事業主の方が、作業のあとにお客様(ご家庭・店舗・事務所)へ渡す報告書のテンプレートです。エクセル(xlsx)とPDFを用意しました。1枚目が清掃したエアコンと作業前の状態・使った洗剤、2枚目が試運転の結果・写真の一覧・次回のおすすめ・所見とお願い・作業完了の確認の欄です。

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エアコンクリーニングの作業報告書の記入例の1枚目。お客様は◯◯様、作業日2026年7月18日、作業時間9時30分から14時。清掃したエアコンはリビングの壁掛け(2019年設置)と寝室の壁掛けのお掃除機能付き(2021年設置)で、どちらも分解洗浄、清掃した台数は2台。作業前の状態は、リビングがカビ多い・ホコリふつうで吹き出し口と送風ファンに黒い汚れと運転時のにおい、寝室がカビふつう・ホコリ軽いでお掃除ユニットのダストボックスにホコリ。使った洗剤はアルカリ性洗浄剤とリンス剤、作業時間は約2時間と約2時間30分
記入例の1枚目(壁掛け2台の分解洗浄・架空)。名前・住所・メーカー・型番は ◯◯ にしています。

報告書に書くこと

エアコンクリーニングの作業報告書に、法令で決まった様式はありません。ただ、お客様が「どの台に何をしたのか」「きれいになったのか」をあとから確かめられ、作業する側も次の依頼のときに前回の様子を見返せるように、次の5つがそろっていると困りません。

まとまり書くこと
清掃したエアコン台ごとに、設置場所・メーカー・型番・設置年・種類(お掃除機能付きか)・洗浄の方法
作業前の状態カビとホコリの程度、作業前に気づいた傷・異音・におい・水漏れ
使った洗剤と時間洗剤の種類か製品の名前、台ごとの作業時間
試運転の結果運転のモード、吹き出しの温度、水漏れ・異音・においの有無、リモコンの動き
写真と確認写真の番号と段階、所見とお願い、作業完了の確認とお客様のサイン

欄ごとの書き方

欄書くこと
お客様・作業場所・連絡先お名前(会社なら担当の方)と、作業した住所
作業日・作業時間作業した日と、始めた時刻と終えた時刻
作業会社・責任者・作業者自社の名前、責任者、作業した人と人数
清掃したエアコン1台に1行。設置場所(リビング・寝室など)、メーカー、型番、設置年、種類、洗浄の方法を書く。型番は室内機の側面か下の銘板にある
作業前の状態カビ・ホコリは「軽い・ふつう・多い」から選ぶ。気づいたことは「吹き出し口に黒い汚れ」「運転時のにおい」のように見たままを書く
使った洗剤・作業時間アルカリ性・中性などの種類か、製品の名前。作業時間は台ごとに
試運転の結果台ごとに1行。冷房・暖房・送風のどれで確かめたか、吹き出しの温度、水漏れ・異音とにおい・リモコンを「異常なし・要確認」から選ぶ
写真の一覧写真の番号・段階(外観 Before・フィルター・分解 Before・汚水・洗浄・分解 After・組立・外観 After)・写っているもの
次回のおすすめ・所見とお願い次の清掃の目安と、お客様にしてほしいこと(フィルターの掃除、冷房のあとの送風など)
作業完了の確認お客様が確かめた項目にチェックし、お客様のサイン・確認した日・作業責任者を書く

エクセル版は、清掃したエアコンの欄に設置場所を書くと台数が式で出ます。2枚目の「次回のおすすめ」は、作業日と「間隔(か月)」を入れると、その月数あとの日付が出ます。間隔はお客様の使い方(毎日使う・ペットがいる・キッチンの近く など)に合わせて書き換えてください。

作業前の状態と試運転の書き方

エアコンクリーニングで行き違いが起きやすいのは、作業の前からあった不具合が、洗ったあとに見つかるときです。古い台の割れや、前から出ていた異音・水漏れは、作業を始める前にお客様と一緒に見て、「作業前に気づいたこと」の欄に書いておきます。

場面書き方の例
作業前に気づいたこと「前面パネルの右の爪が欠けている」「運転時にカタカタと音がする(作業前から)」
試運転の結果「冷房・送風/吹き出し 14℃/水漏れ 異常なし」。気になる所があれば「要確認」にして所見に書く
所見・お願い「ドレンホースの先がつぶれ気味です。水漏れが出たら見直してください」のように、次にお客様がすることまで

吹き出しの温度は、冷房を十分に動かしてから吹き出し口の近くで測ります。数字があると、お客様にも「ちゃんと冷えている」ことが伝わります。

作業前後の写真と汚水の写真

エアコンクリーニングの報告書でいちばん伝わるのは、洗浄で出た汚れた水の写真です。見えない内側がどれだけ汚れていたかが、ひと目で分かります。写真は作業の順に、少なくとも次の段階をそろえます。

  1. 外観 Before: 作業前の吹き出し口の汚れ
  2. フィルター: ホコリのたまり具合
  3. 分解 Before: パネルやドレンパンを外した状態の、送風ファンと熱交換器
  4. 汚水: 洗浄で出た水(バケツやカバーにたまった水)
  5. 洗浄: 熱交換器と送風ファンを洗っているところ
  6. 分解 After: 洗い終えた送風ファン
  7. 組立: 組み戻しと、ドレンの排水の確認
  8. 外観 After: 試運転まで終えた外観

写真の番号を写真の一覧と所見でそろえておくと、「写真3の送風ファンの黒い汚れが、写真6でここまで落ちました」のように、文と写真をつなげて説明できます。2台以上のときは、写っているものの欄の頭に設置場所を書いておくと迷いません。

記入例の2枚目。試運転の結果は2台とも冷房・送風で、吹き出しの温度は14度と15度、水漏れ・異音とにおい・リモコンはどれも異常なし。写真の一覧は1から8まで、外観 Before・フィルター・分解 Before・汚水・洗浄・分解 After・組立・外観 After。次回のおすすめは2027年7月18日ごろ(間隔12か月)。所見・お願い、作業完了の確認の4項目すべてにチェック、お客様のサインと確認した日、作業責任者の欄
記入例の2枚目(試運転・写真・次回のおすすめ・作業完了の確認)。

作業完了の確認とサインの欄

作業が終わったら、お客様に試運転に立ち会ってもらい、次の4つを一緒に確かめてからサインをもらいます。テンプレートの2枚目には、この4つのチェックの欄があります。

  • 試運転(冷房・送風)に立ち会い、風と音を確かめた
  • 室内の養生を外し、床・壁・家具に汚れや水がないことを確かめた
  • 作業前からあった傷・不具合と、作業中に気づいたことの説明を受けた
  • 汚水と作業の写真を見せてもらった

サインは「作業に問題がないとお客様が確かめた」という印です。あとから水漏れや異音の相談があったときに、作業の終わりの時点でどうだったかを、お客様と同じ紙で見返せます。報告書は写しをお客様に渡し、作業する側も控えを残しておきます。お客様が不在のとき(店舗の閉店後の作業など)は、確認した日と、あとで確かめた方の名前を書いておきます。

法令の根拠

エアコンクリーニングの作業報告書には、法令で決まった様式や保存期間はありません。このテンプレートの欄は、作業の流れとお客様への説明に合わせて組んだものです。報告書の作り方や保管の期間は、お店や会社の決まり、お客様との約束に合わせてください。

エアコン清掃レポートのアプリでできること

「エアコン清掃レポート」は、エアコンクリーニングの作業報告書を、現場のスマホで作るアプリです。案件ごとに清掃した台を登録し、外観 Before・フィルター・分解 Before・汚水・洗浄・分解 After・組立・外観 After の8つの段階に沿って写真を撮ると、表紙と清掃対象の一覧つきの報告書のPDFになります。台ごとに設置場所・メーカー・型番・設置年・お掃除機能の有無を登録でき、詳細版のPDFには作業時間・使用薬剤・備考も入ります。

エアコン清掃レポートで作った作業報告書(詳細版)のPDF。表紙にお客様○○様、施工先、連絡先、施工日2026年7月18日、担当者、清掃台数1、写真枚数8。特記事項に壁掛けエアコン1台の分解洗浄、ドレンパンまで外して高圧洗浄、試運転で冷房・送風とも異常なし。清掃対象ユニット一覧はリビング。その下にユニット1 リビングの作業時間約2時間・使用薬剤アルカリ性洗浄剤とリンス剤と、外観 Before の写真
エアコン清掃レポートで作った詳細版のPDF(アプリの見本の架空のデータ)。表紙と、台ごとの作業時間・使用薬剤の欄と写真です。

PDFは、シンプル版・詳細版・お客様控え版の3種類から選べます。Pro版のお客様控え版には、汚水の写真を大きく見せるページが入ります。カビとホコリの程度の欄、試運転の結果の表、作業完了のチェックとお客様のサインの欄はアプリにはありません。試運転の結果や気づいたことは、台の備考と特記事項に書く形です。お客様のサインを紙でもらいたいときは、このテンプレートの2枚目と組み合わせてください。無料版とPro版の違いは紹介ページにまとめています。

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よくあるご質問

Q. エアコンクリーニングの報告書は必ず渡さないといけませんか? A. 法令の決まりはありません。それでも、作業前後の写真と試運転の結果を渡しておくと、お客様が作業の中身を確かめられ、あとからの相談にも同じ紙で答えられます。次の依頼や紹介のきっかけにもなります。

Q. 作業報告書には何を書けばよいですか? A. 清掃した台(設置場所・メーカー・型番・種類)、作業前の状態と気づいたこと、使った洗剤と作業時間、試運転の結果、作業前後と汚水の写真、所見とお願い、作業完了の確認とサインがそろっていれば十分です。

Q. 作業完了確認書は別に作った方がよいですか? A. 別の紙にしてもかまいませんが、このテンプレートでは報告書の2枚目に作業完了の確認の欄を入れています。報告書とサインが1つにまとまっていると、お客様にも作業する側にも、あとで探しやすくなります。

Q. 2台以上を1枚の報告書にまとめてよいですか? A. 同じ日に同じお客様の台を洗ったなら、1枚にまとめてかまいません。清掃したエアコン・作業前の状態・試運転の表は5台まで書けます。写真の一覧は、写っているものの頭に設置場所を書いて分けます。

Q. 洗剤は製品の名前を書くべきですか? A. 種類(アルカリ性・中性など)だけでもかまいませんが、においや肌への心配を聞かれたときに答えやすいので、製品の名前を書いておくと安心です。

Q. テンプレートの利用に条件はありますか? A. ありません。商用・非商用を問わず、自由に書き換えて使ってください。行を足したり減らしたり、社名やロゴ、料金の欄を入れたりしてもかまいません。クレジット表記も不要です。

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エアコンクリーニングの作業報告書には、法令で決まった様式はありません(2026年10月30日時点)。この記入例とテンプレートは、書き方を示すためのものです。