カウンセリングシートのテンプレート(整体・エステ)
このページの要点
- 初めてのお客様に書いてもらうカウンセリングシート(整体・リラクゼーション/エステの2種・人体図つき)と、来店のたびに施術者が1行ずつ書くカルテのひな形です。エクセルとPDFで無料で配っています。会員登録はいりません。
- シートで聞くのは「お客様のこと」「今日いちばん気になること(人体図に印)」「お体のこと」「ご希望」の4つ。カルテは「施術前の状態」と「施術後の状態」を同じ言葉で書いて、前の回と比べられるようにします。
- カウンセリングシートに法律で決まった様式はありません。ただ、治療中の病気やけがの経歴は個人情報保護法で特に扱いに気をつける情報なので、使いみちを示して同意をもらう行を入れています(下の節)。
整体院・リラクゼーションサロン・エステサロンで、初回のお客様に書いてもらうカウンセリングシート(問診票)と、その後の来店の記録をつけるカルテのひな形です。シートは「お客様が書く紙」、カルテは「施術者が書く紙」と分けています。質問や選択肢は例です。店の施術に合わせて書き換えて使ってください。
ダウンロード
- カウンセリングシートとカルテのテンプレート(エクセル・xlsx/整体・エステ・カルテと、それぞれの記入例のシート)
- カウンセリングシート・整体・リラクゼーション(PDF・A4縦1枚)
- カウンセリングシート・エステ(PDF・A4縦1枚)
- カルテ・来店ごとの記録(PDF・A4横1枚・8回分)
- 記入例(PDF・整体の初回のカウンセリングシート)
- 記入例(PDF・カルテの3回分)
エクセル版は、お体のことの「はい/いいえ」と、ご希望(押す強さ・施術中の会話など)を一覧から選べます。人体図は絵として入っているので、印刷して手で ○ を付けてもらいます。
カウンセリングシートに書く項目と聞き方
| 欄 | 聞くこと |
|---|---|
| お客様のこと | お名前・ふりがな・生年月日・電話番号。お仕事やふだんの過ごし方は任意 |
| 来店のきっかけ | ホームページ・紹介・看板・SNS など |
| 今日いちばん気になること | 悩みにレ点。人体図に ○、いちばんつらい所に ◎ |
| いつから・どんな時 | 始まった時期と、つらくなる場面 |
| つらさの強さ | 0(なし)〜10(がまんできない)に ○ |
| お体のこと | 治療中の病気・薬・けがや手術・妊娠。「はい」なら内容も |
| ご希望 | 押す強さ、施術中の会話、さわってほしくない所 |
- 人体図は「前」と「うしろ」の2つを並べています。肩や腰はうしろの図に付けてもらうと、場所の取り違えが減ります。うしろの図は、見ている人の左がお客様の左です(図に「右」「左」を書いています)。
- つらさは数字で聞きます。「かなりつらい」より「7」のほうが、次の来店で「いまはいくつですか」と同じ物差しで聞けます。
- お仕事やふだんの過ごし方は、姿勢やつらくなる時間を考える手がかりになります。書きたくない方もいるので任意にしています。
- シートは書いてもらって終わりにしません。施術の前に一緒に見ながら「右の肩がいちばんですね」と口で確かめ、聞いたことを下の「店の記入欄」の方針に書きます。
整体とエステで違うところ
| 種類 | 気になることの選択肢 | ご希望 |
|---|---|---|
| 整体 | こり・張り、痛み、しびれ、だるさ、姿勢、眠り | 押す強さ、施術中の会話 |
| エステ | 乾燥、くすみ、毛穴、たるみ、むくみ、ボディライン | お手入れの強さ、香り |
エステのシートのお体のことには、塗っている薬と、化粧品・金属などのアレルギーや肌の弱さを入れています。人体図はどちらも同じです(フェイシャルの店は、前の図の顔に印を付けてもらいます)。
記入例(肩こりの初回)
- お客様はパソコン作業の多い事務の方。気になることは「こり・張り」と「だるさ・疲れ」。人体図のうしろの両肩と腰に ○、いちばんつらい右の肩に ◎ です。
- 「いつから」は3か月前、「どんな時」は夕方のパソコン作業のあと。つらさの強さは 7。
- お体のことは4問のうち2問が「はい」。花粉症の薬と、10年前の手首の骨折です。ご希望は「弱め」「静かに」、さわってほしくない所に「右手首」。
- 店の記入欄には「肩甲骨のまわりと腰を弱めの圧で。首すじは次回」と、その日の方針を書いています。
カルテ(来店ごとの記録)の書き方
カルテは1人1枚で、来店のたびに1行ずつ足していきます。欄は「日付・施術の内容と時間・部位・施術前の状態・施術後の状態・お客様の声・次回の提案・写真・担当」の9つです。
- 状態は、店で決めた言葉で毎回同じように書きます。例では「張り・こり強め/軽い張り/良好」の3段にしています。毎回ちがう言い方だと、3回目に見返したときに良くなったのかが分かりません。
- 施術前と施術後を分けて書きます。1回の中での変化と、前の回からの変化の両方が見えます。
- お客様の声は、言った言葉のまま「」で残します。「前回のあと2〜3日楽だった」は、次の来店の間隔を決める材料になります。
- 病気の診断や「治った」といった治療の効果は書きません。カルテは施術の記録です。
- 写真を撮る店は、写真の欄に枚数か写真の番号を書き、写真の側にも日付と部位を残します。
お体のことを聞くときに気をつけること
-
治療中の病気やけがの経歴など「病歴」を含む個人情報は、個人情報保護法の「要配慮個人情報」です(第2条第3項)。要配慮個人情報は、法令に基づく場合などを除いて、あらかじめ本人の同意を得ないで取得してはいけません(第20条第2項)。
-
シートのように、本人に書面に書いてもらって個人情報を取るときは、前もって使いみち(利用目的)を本人に示します(第21条第2項)。ひな形の「ご希望」の下にある確認の行が、この使いみちの説明と同意です。
-
書いてもらったシートとカルテは、お客様ごとにまとめて、ほかのお客様の目に触れない所に保管します。保管の年数は、店で決めて店の決まりに書いておきます。
-
施術の内容と起こりうる反応の説明・署名は、このシートではなく施術同意書で取ります。
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個人情報の保護に関する法律 第2条(定義)= 第3項(要配慮個人情報)
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個人情報の保護に関する法律 第20条(適正な取得)= 第2項
-
個人情報の保護に関する法律 第21条(取得に際しての利用目的の通知等)= 第2項
条文は2026年10月14日に e-Gov 法令検索で確かめた内容です。改正されることがあるので、最新の条文もあわせてご確認ください。
カルテを、部位ごとの写真とメモで残すなら
「施術ノート」は、来店ごとの記録を首・肩・背中・腰・ひざなど15の部位に分けて、写真と状態のタグ(良好/軽い張り/張り・こり強め/重点ケア)・メモで残し、店の名前入りの PDF にできるアプリです。表紙には特記事項と、状態のタグごとの件数が出ます。
施術ノートは、カウンセリングシートの紙そのものを作るアプリではありません。初回のシートは紙(このページのひな形など)で書いてもらい、聞いたことの要点を来院の記録の特記事項に残す、という使い方になります。2回目からのカルテの代わりに使えます。顧客3件まで、すべての機能を無料で試せます(無料版のPDFには透かしが入ります)。データは端末の中に保存され、アカウントの登録はいりません。
よくあるご質問
Q. カウンセリングシートと問診票は違うものですか? A. 整体やエステの店では、ほぼ同じ意味で使われています。このページのひな形は、お客様の悩み・お体のこと・ご希望を初回に聞く紙を「カウンセリングシート」と呼んでいます。病院の問診票とは目的が違い、病気の診断のためのものではありません。
Q. 紙とスマホは、どう使い分ければいいですか? A. 初回のシートは、お客様に手で書いてもらう紙のほうが早くて確かです(人体図に印を付けるのも紙が楽です)。2回目からのカルテは、施術者がその場でスマホに残すと、前の回の写真や状態をすぐに見返せます。紙のカルテで続ける場合は、このページのカルテのひな形を1人1枚で使ってください。
Q. 2回目からも、カウンセリングシートを書いてもらいますか? A. 毎回は書いてもらわず、施術の前に「お体の状態に変わりはないですか」「今日いちばん気になる所はどこですか」と口で聞き、カルテの「施術前の状態」に書く形が多いです。お体のことに変わりがあったとき(新しい薬・けが・妊娠など)は、シートの「お体のこと」を書き直してもらいます。
Q. 人体図の絵だけを使ってもいいですか? A. 使ってください。エクセルのシートの人体図は画像なので、コピーして店のシートに貼れます。商用・非商用を問わず、クレジット表記もいりません。
Q. 質問を足したいときは? A. エクセルの行を足して書き換えてください。足すときは、その答えで施術の内容を変える・施術を断ることがあるものに絞ると、お客様が書く手間が増えすぎません。
関連ページ
- 施術同意書のテンプレート(整体・エステ・鍼灸) — 施術の内容と起こりうる反応の説明・署名
- 施術ノート トップ — 部位ごとの写真とタグの記録、施術確認の指サイン、渡せる施術報告書PDF
- 施術ノート サポート・FAQ — 使い方・バックアップ・機種変更